海外で子育て中のママ必見!日本の「七転び八起き」精神が育む、家族のレジリエンス(折れない心)の育て方

「もうヤダ!」の叫びは万国共通? 日本の“当たり前”に隠された「折れない心」のヒント

やっほー!こんにちは!

海外で子育てや家事に奮闘中の皆さん、毎日お疲れ様です!

私は日本で夫と子どもと暮らしている、ごくふつーの主婦です。

いやぁ、それにしても…子育てって、世界共通で「なんで?」の連続じゃないですか?(笑)

特に、海外という日本とは文化も言葉も違う環境で子育てされてる皆さん、本当にリスペクトです…!

日本に住む私も、日々、小さな怪獣(=我が子)たちと格闘しています。

この前もね、スーパーで「アレ買って!」が始まって、床に寝っ転がってジタバタ。「今日は買わないって言ったでしょ!」って言っても、もう耳に入ってない(涙)。

周りの視線も気になるし、「あー、もう!」ってこっちが叫びたくなりますよね。

宿題や習い事もそう。

ちょっと難しい問題にぶつかると、「わかんなーい!もうヤダ!」「どうせ私なんて…」って、すぐにペンを放り投げちゃう。

「いやいや、もうちょっと考えようよ!」

「昨日までできてたじゃん!」

って思うんですけど、本人はもう「失敗した」っていう事実だけでパニック。

こういう「うまくいかないこと」にぶつかった時、すぐに諦めちゃう姿を見ると、親としてはすっごく不安になりません?

「この子、この先、もっと大きな壁にぶつかった時、大丈夫なんだろうか…」って。

私たち親が、子どもに本当に身につけてほしい力って、なんだろう?

テストで100点を取る力?スポーツで一番になる力?

もちろん、それも素晴らしいけど、それ以上に、

「うまくいかなくても、立ち直れる力」

「失敗を恐れずに、もう一回チャレンジできる力」

なんじゃないかなって、最近すごく思うんです。

いわゆる「レジリエンス」ってやつですね。日本語だと「回復力」とか「折れない心」とか言われますけど。

海外にお住まいの皆さんも、現地の育児書を読んだり、SNSで情報収集したり、「子どものレジリエンスを高めるには?」って、一度は考えたことがあるんじゃないでしょうか。

「自己肯定感を高めよう」「たくさん褒めよう」

うんうん、わかる。わかります。

でも、頭ではわかっていても、現実はなかなか…ねぇ?(笑)

褒めようにも、まず褒めるポイントを見つける前に、次のトラブルが勃発したり。

「あなたはできる子よ!」って言ったそばから、盛大にジュースをこぼしてくれたり。

「もう!なんでそうなるの!」って、結局こっちが感情的になっちゃったり。

(はい、これ全部、過去の私です…)

そんな時、ふと、私が育ってきた「日本」の環境って、どうだったかな?って思い返すんです。

日本には**「七転び八起き(ななころびやおき)」**っていう、すごく有名なことわざがあります。

直訳すると「7回転んでも、8回起き上がる」。

つまり、「何度失敗しても、必ず立ち上がる」っていう、すごくポジティブで、粘り強い精神を表す言葉なんです。

(7回転んだら、起き上がるのは7回じゃない?って思ったそこのあなた! 8回目っていうのは「最後は必ず立ち上がる」っていう、未来への希望も含まれてるんですよ〜。素敵じゃない?)

この「七転び八起き」の精神って、日本人は結構、無意識レベルで持ってる気がするんですよね。

じゃあ、その精神って、どうやって育まれてるんだろう?

特別な英才教育?…うーん、それも一理あるかもしれないけど、もっと日常の、ごくごく「当たり前」の生活の中に、ヒントが隠されてるんじゃないかと思うんです。

例えば、日本の「運動会」。

海外の学校にも「スポーツデー」みたいなのはあると思うんですけど、日本の運動会って、結構「ガチ」なんですよ(笑)。

特にリレーとか、クラス対抗の競技になると、もうお祭り騒ぎ。

うちの子が小学生の時、リレーの選手に選ばれたことがあったんです。

でも、その子、運動はあんまり得意じゃなくて。練習で、いっつもバトンを落としちゃう。

「あーあ、また落とした」「なんであいつが選手なんだよ」

周りの子の、そういうヒソヒソ声が聞こえてくるわけです。

親としては、もう見てるこっちが泣きそう。「もう、無理しなくていいよ」って言いたくなる。

でもね、先生も、チームの子たちも、諦めなかったんです。

「ドンマイ!」「次はこうやって受け取ってみたら?」

放課後、バトンパスの練習に付き合ってくれる友達がいて。

先生も「失敗してもいいから、思いっきり走れ!」って。

本番。

すっごい緊張した顔で走ってる我が子。

そして、バトンパスの瞬間…!

なんと、練習で一回も成功しなかった(!)難しいパスが、ピタッと決まったんです!

結果は、残念ながら1位にはなれなかったんだけど、アンカーがゴールした瞬間、チームみんなで泣きながら抱き合ってるの。

「悔しい!」「でも、楽しかった!」「〇〇くん(我が子)、パスうまくなったじゃん!」って。

あれを見た時、「あ、これだ」って思ったんです。

「勝ち負け」はもちろん大事。負けたら「悔しい」。

でも、その「悔しさ」をバネにして、どうやって「練習」するか。

「自分一人」じゃなくて、「チームのみんな」とどうやって協力するか。

そして、たとえ「失敗」しても(=負けても)、そこまでのプロセスをみんなで「称え合う」こと。

これって、まさに「レジリエンス」を育むための要素が全部詰まってるな、って。

もう一つ、日本ならでは(?)かもしれないのが、「お手伝い」に対する考え方。

海外の皆さんは、お子さんにお手伝いさせてますか?

「自分のことは自分で」っていう文化が強い国もあれば、「勉強が最優先」っていう国もあるかもしれませんね。

日本もね、最近は「お手伝いより塾」みたいな風潮もちょっとあるんですけど、やっぱり根底には「子どもにも役割を与える」っていう考え方がある気がします。

うちでも、夕飯の準備は「お手伝い」という名の「戦場」です(笑)。

「ニンジン切りたーい!」「レタスちぎるー!」

包丁なんて持たせたら、こっちはヒヤヒヤ。「指!指!」って叫びっぱなし。

レタスなんて、ちぎるっていうか、握りつぶされてる(笑)。

正直、自分でやった方が100倍早い。

でも、あえて、任せる。

いびつな形になったニンジンを見て、「わー、おしゃれな形!」「次はもうちょっと薄く切れるかな?」って。

(内心「うわ、これ火が通るのに時間かかるわ…」と思いつつ)

「失敗したらどうしよう」って親が先回りして、全部やっちゃうのは簡単。

でも、それじゃあ子どもは「失敗から学ぶ」チャンスを失っちゃう。

「失敗しても、大丈夫」「次、こうすればいいんだ」っていう経験。

「自分も家族の一員として役に立てた!」っていう達成感。

こういう、

「悔しさ」や「うまくいかないこと」を経験する機会(忍耐)

「失敗を恐れずに、まず自分でやってみる」環境(自立)

「一人じゃなく、誰かと一緒に乗り越える」経験(共感)

この3つのキーワードが、日本の日常には、結構ゴロゴロ転がってる気がするんです。

それは、別に「日本式スパルタ教育!」みたいな大げさなものじゃなくて、運動会やお手伝いみたいな、本当に「当たり前」の日常の中に。

こういう日々の小さな「うまくいかない」を乗り越える経験を積ませることが、結果として、大きな困難にぶつかった時にポキッと折れてしまわない、「しなやかな心」=「レジリエンス」を育む最強の土台になってるんじゃないかな、と。

「なるほど、じゃあ具体的に、日本の親はどうやってその『忍耐』『自立』『共感』を日常に取り入れてるの?」

「海外の生活でも、すぐに真似できることってない?」

気になりますよね?(笑)

次の【承】のパートでは、この3つのキーワード(忍耐・自立・共感)を軸に、私や私の周りの日本のママたちが、日々どんな「生活の知恵」や「人生術」を実践しているのか、もっと深掘りして、具体的なアクションプランをお届けしたいと思います!

すぐに実践できる「魔法の言葉」や「ちょっとした工夫」もご紹介するので、ぜひお楽しみに!

我慢は美徳?「手伝う」と「手助け」の違いとは?日本式「見守り育児」のリアル

やっほー!【起】の記事から読んでくださってる皆さん、ありがとうございます!

日本で主婦やってます、私です。

さてさて、前回お話しした「レジリエンス」を育む3つのキーワード、覚えてますか?

そう、**「忍耐」「自立」「共感」**です!

「いやいや、そんなん言われても、抽象的すぎてわからん!」

「『忍耐』とか、なんか日本的すぎて、海外じゃ通用しなくない?」

って思った方もいるかも(笑)。

わかります。私もね、「忍耐=我慢」って捉えちゃうと、なんか子どもがかわいそう…って思ってた時期がありました。

でも、日本で子育てしてて気づいたのは、私たちが日常で無意識にやってる「関わり方」が、この3つにすごく繋がってるってことなんです。

今日は、その「日本式・見守り育児」のリアルを、3つのキーワードに分けて、我が家や友人宅での「あるある!」エピソードと一緒に、ガッツリお話ししていきますね!

1.「忍耐」=「我慢」じゃない!「待つ力」と「悔しがる力」のこと

まず「忍耐」。

これ、海外の皆さんに説明するのが一番難しいかも。

「日本人は我慢強い」ってイメージ、ありますよね?

でも、私たちが子育てで意識してる「忍耐」って、決して「理不-尽なことを黙って受け入れろ」っていう意味じゃないんです。

私が思うに、子育てにおける「忍耐」って、2種類あるんですよ。

① 親の「待つ」忍耐

② 子どもの「悔しい!」を受け止める忍耐(=感情の処理)

どういうことかと言うと…。

まず①**「親の待つ忍耐」**。

これはね、もう、私たち親の「修行」です(笑)。

子どもが靴下を履こうとしている。…裏返ってる。

「あー!違う!そっちじゃない!」って、手を出したいのを、ぐっとこらえる。

「ママ、できない!」って泣き叫ぶ。

「(ほら言わんこっちゃない…)あ、ここ、かかとの形見てごらん?こっちが下だよ」って、手は出さずに「ヒント」だけ出す。

もう一回チャレンジして、やっと履けた時の、あのドヤ顔!

朝の忙しい時間とか、もうこっちが履かせちゃった方が5秒で終わるんですよ。

でも、その5秒を「親が我慢」して、「子どもが自分で考える時間」を捻出する。

これが、日本の親が日常的にやってる「忍耐」の正体その1。

「失敗」を恐れて親が先回りしちゃうと、子どもは「失敗から学ぶ」機会も、「自分でできた!」っていう達成感も得られない。

だから、私たちは「待つ」。

イライラしながらも(笑)、口にチャックして「待つ」。

これ、意外と日本のママ友たちと話してると「わかるー!昨日それで保育園遅刻しかけたわ!」って盛り上がる鉄板ネタです。

そして、②**「子どもの『悔しい!』を受け止める忍耐」**。

これは、「感情にフタをさせる」ことじゃないんです。逆。

「思いっきり悔しがらせる」こと。

【起】でお話しした運動会のリレーもそう。

負けて「悔しい!」って泣いてる子に、日本の先生や親って、なんて声をかけると思います?

「泣かないの!」…じゃないんです。

「泣くな!」でもない。

「そっかー、悔しいかー!」「めっちゃ練習したもんな!」

って、まず、その「悔しい」っていう感情を、全力で「肯定」するんです。

ブロックがうまく積めなくて、全部ガシャーン!って倒して泣いてる時も、

「もう!なんで壊すの!」って怒るんじゃなくて、

「あーあ、倒れちゃったか。悔しいね」「さっき、あそこまですごい高くまで積めてたじゃん」って。

「忍耐」って、「感情をゼロにする」ことじゃない。

「悔しい」「悲しい」っていうマイナスの感情が湧いてきた時に、

「あ、私、今、悔しいんだな」ってまず自分で気づくこと。

そして、「じゃあ、次どうする?」って、その感情を「次へのエネルギー」に変えること。

そのために、まず親が「悔しがってもいいんだよ」「悲しんでもいいんだよ」っていう「安全基地」になってあげる。

これが、レジリエンスに繋がる「忍耐」の育て方なんじゃないかなって思うんです。

海外だと「ポジティブシンキング!」が主流なところもあるかもしれないけど、日本は結構「ネガティブな感情も、それはそれとしてアリだよね」っていう文化がある気がします。

「泣いてもいい。でも、泣き終わったら、顔洗って、次、頑張ろ!」

みたいな(笑)。たくましいでしょ?

2.「自立」=「一人でやること」じゃない!「任せる勇気」と「役割意識」

次、「自立」。

これもね、「なんでもかんでも一人でやりなさい!」っていう「突き放し」とは違うんです。

日本でよく言われる「自立」って、

「自分のことは、できる範囲で自分でやる」

そして、

「自分も『集団(家族やクラス)』の一員として、役割を果たす」

っていうニュアンスが強いかな。

例えば、日本の小学校って「掃除の時間」が必ずあるんですよ。

(海外、特に欧米の学校だと、専門の清掃員さんがやることが多いって聞いて、びっくりしました!)

生徒全員で、自分たちが使ってる教室やトイレ、廊下を掃除するんです。

ほうきで掃いて、雑巾がけして。

これって、「自分たちが使った場所は、自分たちでキレイにする」っていう「自立」の精神と、

「クラスのみんなと協力して、一つのことをやり遂げる」っていう「協調性(=共感)」を、同時に学んでるんですよね。

家庭でもそう。

【起】で話した「お手伝い」も、この「自立」に繋がります。

「お手伝い」って、欧米だと「お小遣い(アローワンス)」とセットになってることが多いって聞きます。

「これをやったら、いくらあげる」っていう「対価」方式。それも合理的で素晴らしいと思います!

でも、日本の「お手伝い」って、もっと「家族の一員としての“役割”」っていう意味合いが強いかも。

例えば、うちでは「食事が終わったら、自分の食器をキッチンまで運ぶ」っていうのは、子どもが3歳くらいからの「ルール」です。

お小遣いは発生しません(笑)。

それは「ママの仕事」じゃなくて、「家族みんなの仕事」だから。

もちろん、最初はこぼしたり、落としたり、悲惨なことになりますよ?

でも、そこで「危ないからママがやる!」って言っちゃうと、子どもは「自分はやらなくていいんだ」「これはママの仕事なんだ」って学習しちゃう。

そうじゃなくて、

「ありがとう!運んでくれて助かった!」

「(落としても)ドンマイ!タオル持ってこようか」

って声をかける。

「自立」って、「親から離れること」じゃなくて、

「親が“手助け”したいのを我慢して、“手伝わせる”勇気を持つこと」

なのかもしれません。

「手助け」は、親が子どもの仕事を奪っちゃうこと。

「手伝わせる」は、子どもに「家族の中での役割」を与えて、自信を持たせること。

この「自分にもできることがある」「自分も役に立ってる」っていう感覚が、「どうせ私なんて…」っていう無力感から子どもを守ってくれる「自立」の鎧になるんだと信じてます。

3.「共感」=「同情」じゃない!「相手の立場で想像する力」

最後、「共感」。

「人の気持ちがわかる子になりなさい」って、日本で(たぶん世界中で)100万回は言われてる言葉ですよね(笑)。

でも、この「共感」も、ただ「かわいそうだね」って「同情」するのとは、ちょっと違う。

日本で子育てしてて面白いなーと思うのが、「ごっこ遊び」のレベルの高さ!

保育園や幼稚園に行くと、それはもう本格的な「お店やさんごっこ」とか「お医者さんごっこ」が繰り広げられてます。

お友達と「お店やさんごっこ」をしてて、ケンカになった。

「私がお店やさんやりたかったのに!」

「〇〇ちゃんが、お金払ってくれない!」

こういう時、日本の先生って、どうすると思います?

「順番こにしなさい」「〇〇ちゃん、ちゃんとお金払ってあげて」

って「ジャッジ」するだけじゃないんです。

「そっかー、Aちゃんは、お店やさんやりたかったんだね。どんなお店やさん、やりたかったの?」

「Bくんは、お金払わなかったの? なんで払わなかったんだろう? もしかして、お金が足りなかったのかな?」

って、徹底的に「相手の立場」に立たせる質問をするんです。

「もし、あなたがお店やさんで、お客さんがお金払ってくれなかったら、どう思う?」

「もし、あなたがお客さんで、欲しいものが高かったら、なんて言う?」

「共感」って、「相手と全く同じ気持ちになる」ことじゃなくて、

「相手は、今、何を考えてるんだろう?」って「想像する力」

なんだと思うんです。

この「想像力」って、レジリエンスに直結します。

だって、「失敗」した時、一番怖いのは「周りからどう思われるか」じゃないですか?

「こんなことしたら、みんなに笑われるかも…」

「もう、誰も遊んでくれないかも…」

でも、普段から「相手の立場」を想像する訓練ができていると、

「今、あの人、困ってるな。手伝おうか?」

「今、私、失敗しちゃったけど、みんな『ドンマイ!』って思ってくれてるかも」

って、ポジティブに人間関係を築ける。

「失敗=孤立」じゃなくなるんです。

日本には「空気を読む(くうきをよむ)」っていう独特な言葉がありますけど、これって、悪い意味で使われることもあるけど(笑)、元々は「相手の気持ちや状況を察する」っていう、高度な「共感」スキルなんだと思うんです。

「相手も、自分と違う考えがある」ってことを知る。

「どうやったら、お互いハッピーになれるか」を考える。

この「共感」の訓練を、私たちは「ごっこ遊び」や「お友達とのケンカ」っていう、日常のど真ん中で、子どもたちに体験させてるんですよね。


さあ、どうでしたか?

「忍耐」「自立」「共感」。

こうやって分解してみると、私たちが日本で「当たり前」にやってる子育てが、全部「七転び八起き」の「折れない心」に繋がってる気がしませんか?

もちろん、これが「日本のやり方」の全てじゃないし、「海外のやり方」とどっちが優れてるって話でも全くないです!

ただ、海外っていう日本とは違う文化の中で、

「あれ?うちの子、ちょっと打たれ弱いかも?」

「もっと、たくましく育ってほしいな」

って悩んでるママさんたちに、

「あ、こういう『日本の知恵』も、ちょっと取り入れてみようかな?」

っていう、何かの「ヒント」になったら、めちゃくちゃ嬉しいです。

じゃあ、この「忍耐」「自立」「共感」を育むために、具体的に、明日から、海外の生活でもすぐにできることって、なんだろう?

次の【転】のパートでは、いよいよ「実践編」!

…と言いたいところですが、その前に。

実は、この「日本式」にも「落とし穴」があるんです。

「忍耐」が行き過ぎると…?「共感」が行き過ぎると…?

次の【転】では、この日本式の「良さ」と、ちょっと「気をつけたい」裏側の部分を、もう少し深掘りしてみたいと思います!

お楽しみに!

「みんなと一緒」じゃなきゃダメ?日本式「忍耐・自立・共感」の思わぬ落とし穴

はーい!【承】まで読んでいただき、ありがとうございます!

「忍耐」「自立」「共感」、なるほどね〜、日本式もなかなかやるじゃん!って思ってもらえたでしょうか?(笑)

…と、ここまで、なんだか「日本式育児、最高!」みたいなテンションで語ってきちゃいましたけど。

ちょっと待った。

日本にどっぷり浸かって生活している主婦として、声を大にして言いたい。

この「忍耐」「自立」「共感」、めちゃくちゃ素晴らしい日本の「知恵」であると同時に、

一歩間違えると、とんでもない「呪い」になるんです。

いや、ほんと、マジで(笑)。

「光と影」ってやつですかね?

この「影」の部分をよーく知っておかないと、「よかれ」と思って取り入れた日本式が、逆に子どもやママ自身を苦しめることになっちゃうかも…。

海外に住んでいて、日本をちょっと客観的に見れる皆さんにだからこそ、この「リアルな落とし穴」をぶっちゃけたいと思います!

1.「忍耐」の落とし穴 =「助けて」と言えない「自己犠牲」

まず、「忍耐」。

【承】では、「親が待つ忍耐」「子どもの悔しがる力を肯定する忍耐」って言いましたよね。

これ、理想はそうなんです。

でも、これが日本の社会で「行き過ぎる」と、どうなるか。

「我慢が美徳」「辛いのは、あなたの努力が足りないから」

っていう、恐ろしい「自己犠牲」の文化になっちゃうんです。

日本で暮らしてると、日々感じますよ。

「周りに迷惑をかけちゃいけない」っていうプレッシャー。

例えば、電車の中。

子どもがちょっとぐずっただけで、周りからの「舌打ち」や「冷たい視線」(実際はそんなにないのかもしれないけど、そう感じちゃう!)。

「すみません、すみません…」って、親は必死で子どもを黙らせようとする。

子どもは「泣きたい」っていう感情を無理やり押さえつけられる。

これって、【承】で言った「悔しがってもいいんだよ」と真逆ですよね?

「公共の場では、自分の感情(泣きたい、騒ぎたい)は“忍耐”して“我慢”しろ」っていうメッセージになっちゃう。

親自身もそう。

育児が辛くて、寝不足で、ボロボロでも、「母親なんだから、忍耐して当たり前」「みんなやってるんだから」って、誰にも「助けて」って言えない。

「辛い」って言うことは、「忍耐力のないダメな親」ってレッテルを貼られる気がして。

これ、レジリエンス(折れない心)どころか、「折れても気づかないフリをする」訓練になっちゃってる。

ポキッと折れた時には、もう修復不可能なレベルまでいっちゃってる…。

海外の、特に欧米の文化だと、「辛い時は辛いって言う」「助けが必要なら、専門家やコミュニティに頼る」っていうのが、割と当たり前だったりしませんか?

「忍耐」は大事。でも、それは**「自分の限界を知り、適切にSOSを出す」**こととセットじゃないと、ただの「自分いじめ」になっちゃうんです。

2.「自立」の落とし穴 =「頼れない」という「自己責任」

次に、「自立」。

「自分のことは自分で」「家族の一員としての役割」…聞こえはいいですよね。

でも、これも「行き過ぎる」と、

「人に頼るのは、恥ずかしいこと」「できないのは、あなたの“自立”が足りないから」

っていう、冷たい「自己責任論」にすり替わっちゃう。

【承】で、「お手伝い」の話をしました。「自分の食器は自分で運ぶ」って。

それはいいんです。

でも、例えば、子どもが学校で重い荷物を持って、ヒーヒー言ってる。

周りの子も「自分の荷物は自分で」って言われてるから、誰も手伝わない。

「手伝おうか?」って言うと、「え、〇〇くん、自分で持てるでしょ?自立しなよ」みたいな空気。

…いやいや、違うだろー!と(笑)。

「自立」と「孤立」は紙一重なんです。

日本人は、本当に「人に迷惑をかけること」を極端に恐れます。

それは「自立」の表れでもあるんだけど、同時に「人を頼るスキル」が、めちゃくちゃ低い。

子どもが「ママ、これやっといて」って何でもかんでも言ってくるのは問題だけど、

「ママ、これ重いから、半分持ってくれる?」

「勉強、ここわかんないから、教えてくれる?」

って、「適切に人を頼る」ことができるのも、大事な「自立」の一部だと思うんです。

でも、日本の「自立」教育は、時々「全部、一人で背負え」っていうメッセージになりがち。

結果、キャパオーバーになっても誰にも頼れず、一人で潰れていく…。

それって、本当に「自立」してるって言えるのかな?って、日本に住んでて、すごくジレンマを感じる部分です。

海外だと、ベビーシッターを頼んだり、家事代行サービスを使ったりすることへのハードルが、日本より低い気がします。(もちろん、国や家庭によりますけど!)

「できないことは、お金を払ってでも人に頼る」っていうのは、すごく合理的な「自立」の形ですよね。

日本だと、まだ「母親なのに、家事を人に任せるなんて」みたいな古い考えが残ってたりするから、しんどい…。

3.「共感」の落とし穴 =「個性を殺す」という「同調圧力」

はい、そして来ました。ラスボスです。

「共感」。

「相手の立場で想像する力」…素晴らしい。

でも、これが日本で最強の「影」を持つと、

「みんなと一緒じゃなきゃ、ダメ」

「空気を読んで、目立っちゃいけない」

っていう、あの、悪名高き**「同調圧力(どうちょうあつりょく)」**になります。

【承】で、ごっこ遊びでの先生の対応を「素晴らしい」って言いました。

「どうやったら、お互いハッピーになれるか考える」…これは真実。

でも、その「着地点」が、もし、

「Aちゃんも、Bくんも、我慢して、二人とも好きじゃない『別の遊び』をする」

だとしたら?

「Aちゃんがやりたいこと」も、「Bくんがやりたいこと」も、どっちも叶えられない。

ただ「その場の“和”を乱さない」ためだけの「偽りの共感」になっちゃう。

日本の学校で、一番恐れられるのは「浮くこと」です。

「みんなと違う意見」を言うこと。

「みんなと違う服装」をすること。

「共感」が行き過ぎて、「相手の気持ちを“想像”する」んじゃなくて、「相手の“顔色”を“伺う”」ことが目的になっちゃってる。

「私がこれを言ったら、あの人はどう思うかな?(→じゃあ、言うのやめとこ)」

「私がこれを選んだら、みんなと違って浮いちゃうかな?(→じゃあ、みんなと同じにしとこ)」

これ、子どもの「レジリエンス」育むと思いますか?

「失敗」を恐れる前に、「みんなと違うこと」を恐れて、チャレンジすらしなくなっちゃう。

「折れない心」どころか、そもそも「自分の心(=個性)」がどこにあるのか、わからなくなっちゃう。

海外、特に多民族・多文化が当たり前の国で子育てされてる皆さん。

「あなたはどう思う?」

「人と違っていても、それがあなたの個性」

っていう文化の方が、強くないですか?

日本に住んでると、それが、すっごく羨ましくなる時があります。


…と、ここまで「日本式の落とし穴」を、これでもかと並べてみました(笑)。

ごめんなさい、ちょっと暗い気持ちにさせちゃったかも?

でも、誤解しないでほしいのは、

「だから、日本式はダメだ!」って言いたいわけじゃ、全くないんです。

【承】で話した「待つ力(忍耐)」「役割意識(自立)」「想像する力(共感)」は、やっぱり、人間がたくましく生きていく上で、めちゃくちゃ強力な「武器」になる、素晴らしい知恵だと、今でも信じてます。

問題は、それが「行き過ぎる」こと。

何事も「バランス」ですよね。

日本にいると、この「行き過ぎ」のワナに、親も子も、無意識のうちにハマっちゃいがち。

でも、海外に住んでいる皆さんなら、どうでしょう?

日本の「良さ」も「影」も、両方知った上で、

今いる国の「良さ」(例えば、個性を尊重する文化や、適切に人を頼る文化)と、

日本の「良さ」(例えば、コツコツ努力する力や、相手を思いやる力)を、

**「いいとこ取り」**できる、最強のポジションにいるんじゃないですか?

「忍耐」は「自己犠牲」じゃない。

「自立」は「孤立」じゃない。

「共感」は「同調」じゃない。

この「呪い」を解いて、「本来の素晴らしい知恵」として、どうやって私たち家族の「折れない心」=「レジリエンス」に変えていくか。

いよいよ最後の【結】のパートで、その「具体的なアクションプラン」…

日本と海外のハイブリッドだからこそできる、「最強の家族の作り方」を、私なりに提案してみたいと思います!

お楽しみに

逆境こそ「成長ジム」!日本と海外の「いいとこ取り」で育てる、最強の家族レジリエンス

お疲れ様ですー!

長旅(?)に付き合ってくれて、本当にありがとう!

【転】で、日本式の「呪い」(自己犠牲、孤立、同調圧力)の話をしたら、

「え、じゃあ、どうすりゃいいのよ!」

「日本式、こわっ!」

って、不安にさせちゃったかもしれません(ごめん!)。

でも、思い出してください。

私たちは、海外という「日本を客観的に見れる」場所にいて、なおかつ、現地の「素晴らしい文化」も知っている。

そう! 私たち(いや、皆さん!)は、

**日本式の「光(知恵)」と、現地の「光(文化)」を、自由に組み合わせてカスタマイズできる、「最強のハイブリッド・ママ」**になれるポジションにいるんです!

「呪い」の部分はポイッと捨てて、「知恵」の部分だけ、賢く「いいとこ取り」しちゃいましょう!

今日は、この記事の総まとめとして、

「呪いを解いた、本当の『忍耐・自立・共感』って何?」

「海外生活で、明日からすぐに実践できる『超・具体的なアクションプラン』」

そして、「子育ての“ピンチ”を“チャンス”に変える最強の考え方」

について、お話しします!

1.「呪い」を解け!明日からできる「いいとこ取り」アクションプラン

【転】で話した「落とし穴」を華麗に避けつつ、【承】で話した「良いところ」を伸ばす、具体的なヒントです!

【忍耐】のいいとこ取り:「待つ」けど「我慢しすぎない」

  • 呪い: 自己犠牲、SOSが出せない
  • 光: 親が「待つ」力、子の「悔しさ」を肯定する力

<アクションプラン>

  1. 「親の10秒ルール」を決める子どもが靴下を裏返しのまま履こうとしたり、ブロックがうまくはまらなくてイライラし始めた時…! 口を出したいのを「10秒」だけ待ってみる。たった10秒でも、子どもが「あ、わかった!」ってひらめく瞬間って、結構あるんです。この「親の忍耐」が、子の「できた!」体験に繋がります。
  2. 親が「適切にギブアップ」する姿を見せるこれが「自己犠牲」の呪いを解くカギ!「ママ、今日は疲れちゃったから、夜ご飯は冷凍ピザにするね!」「ごめん、今ちょっとイライラしてるから、5分だけ一人にさせて!」親が「我慢の限界」を適切に表明して「助け(=手抜きや休息)」を求める姿を見せること。これこそが、子どもに「辛い時は、我慢しすぎなくていいんだよ」「『助けて』って言っていいんだよ」と教える、最高の「忍耐」教育です!
  3. 「悔しいね!」で終わらせず、「どうする?」までセットでテストの点が悪くて落ち込んでる。「悔しいね!」「悲しいね!」(=共感)で、まず全力で受け止める。でも、そこで終わらせない。「じゃあ、次、どうしたら1点でも上がるかな?」「ママ、どこ手伝えることある?」って、その「悔しさ」を「次へのエネルギー」に変える「作戦会議」に持っていく。これが「折れない心」に繋がる「忍耐」です。

【自立】のいいとこ取り:「任せる」けど「頼ってOK」

  • 呪い: 孤立、自己責任
  • 光: 役割意識、自信

<アクションプラン>

  1. 「役割」と「おねがい」を両方やる「お手伝い」として、「あなたの役割(=食器を下げる、洗濯物をたたむ)」を任せて、自信を持たせるのは超大事。それと同時に!「ママ、今、荷物いっぱいでドア開けられない!助けてくれる?」(=おねがい)「うわー、ニンジン切りすぎちゃった!誰か、これお皿に移すの、手伝って!」(=おねがい)と、親が「子どもを頼る」姿をガンガン見せる。「自立」は「孤立」じゃありません。「お互い様」で「助け合う」のが家族(=社会)なんだよ、ってことを、日常で体感させるんです。
  2. 「手助け」と「手伝い」の線引きを意識する【承】でも言いましたが、親が子どもの仕事を奪う「手助け」はNG。でも、子どもが本当に困っている時に「手伝う」のは超OK。「重そうだね、半分持とうか?」「宿題、どこがわからないの? ヒントだけ出そうか?」「一人でできないこと」を「適切に人に頼る」スキルも、「自立」のめちゃくちゃ大事な一部です。「全部自分でやりなさい!」は、ただの「自己責任論」になっちゃうから、気をつけて!

【共感】のいいとこ取り:「合わせる」んじゃなく「違いを面白がる」

  • 呪い: 同調圧力、個性の喪失
  • 光: 想像する力、協調性

<アクションプラン>

  1. 「みんな」を主語にするのをやめる「みんな持ってるから買って!」「みんなそう言ってる!」これ、子どもの常套句ですよね(笑)。そしたら、こう返しましょう。「『みんな』って、誰のこと? AくんとBくんのこと?」「ふーん、Aくんはそう思うんだね。で、あなたはどう思うの?」常に、「集団」じゃなくて「あなた(個)」の意見を聞く。これが「同調圧力」の呪いを解く、最強の魔法の言葉です。
  2. 海外生活を、最強の「違いを楽しむ」教材にするこれぞ、海外在住ママの特権!「日本ではお風呂で体洗うけど、こっちの人はシャワーでパッとだね」「日本では給食をみんなで食べるけど、こっちはお弁当持参が普通だね」どっちが「正しい」とか「間違ってる」じゃない。「どっちもアリだね!」「面白いね!」って、親がまず「違い」をポジティブに面白がる。これができれば、「人と違うこと」を恐れるんじゃなく、「自分と相手は違う」ことを前提に、「じゃあ、どうしたらお互いハッピー?」って考えられる、本物の「共感力(想像力)」が育ちます。

2.まとめ:「レジリエンス」の土台となる3つの原則

ここまでお話ししてきたことを、もう一度まとめますね。

私たちが目指す「レジリエンス(折れない心)」の土台となるのは、この3つの「呪いを解いた」原則です。

  1. 【真の忍耐】それは、感情を殺す「我慢」じゃない。「悔しい!」という感情をエネルギーに変え、失敗しても「次がある」と信じて「待てる」力。そして、自分の限界を知り「助けて」とSOSを出せる、しなやかな強さ。
  2. 【真の自立】それは、誰にも頼らない「孤立」じゃない。「自分にも役割がある」という自信と、「自分一人ではできない」ことを認めて「適切に人を頼れる」勇気。
  3. 【真の共感】それは、周りに合わせる「同調」じゃない。「自分と相手は違う」ことを前提に、相手の立場を「想像」し、尊重できる力。

この3つって、ガチガチに固めた「壊れない鎧」じゃなくて、風が吹いたら「しなる」けど「折れない」、強い「竹」みたいなイメージなんです。

3.視点を変えよう!子育ての「ピンチ」は「成長ジム」だ!

さて、ここまで読んでくださった皆さんは、もうお気づきかもしれません。

この記事の冒頭で、「スーパーで子どもがジタバタ!」「宿題やらない!」って、私、嘆いてましたよね(笑)。

あの「うまくいかない日常のピンチ」…

実は、あれこそが、今お話しした**「レジリエンスを鍛える、最高のトレーニングジム」**なんです!

考えてみてください。

子どもがジュースを盛大にこぼした!(=ピンチ!)

「あーあ!」(→親の**【忍耐】発動。怒鳴りたいのを10秒こらえる)

「〇〇くん、雑巾持ってきてくれる?」(→子の【自立】を促す。「役割」を与える)

「床、ベタベタでびっくりしたねー!ママもびっくりした!」(→【共感】する)

「二人で拭いたら、あっという間だったね!ありがとう!」(→【自立】の達成感と【共感】**による絆)

ほら!

たった一つの「ジュースこぼし事件」が、レジリエンスの3原則を全部鍛える「完璧なトレーニングメニュー」に早変わり(笑)!

「七転び八起き」ってことわざ、本当にすごいですよね。

あれって、「転ぶな」って言ってるんじゃない。

「7回も転んでいいんだよ!」「むしろ、転ぶのが普通だよ!」って言ってるんです。

うまくいかないこと(=逆境)が起きた時、

「あーあ、なんでうちの子は…」

「私の育て方が悪いんだ…」

って落ち込むんじゃなくて、

「お、来た来た!レジリエンス・トレーニングの時間だ!」

「今、この子は『起き上がり方』を学んでる最中だ!」

って、親が視点をガラッと変えてみる。

失敗を「ゼロ点」と捉えるんじゃなくて、

「転んだけど、自分で起き上がれたね!プラス100点!」

って、その「起き上がるプロセス」自体を、全力で褒めてあげる。

私たち親にできるのは、「転ばないように」先回りして石ころを全部どけてあげることじゃなくて、

「転んでも大丈夫」「ママ(パパ)は、絶対あなたの味方だから」

っていう「安全基地」でい続けること。

そして、「こうやって立ち上がればいいんだよ」って、親自身が「転んで、起き上がる」姿を見せ続けること(=親もギブアップしたり、頼ったりする姿を見せること!)。

海外での子育ては、言葉の壁、文化の違い、周りに頼れる親族がいない…などなど、日本で子育てする何倍も「転ぶ」機会が多いかもしれません。

でも、それは見方を変えれば、

親子で一緒に「転んで、起き上がる」練習を、誰よりもたくさん経験できる、最高の環境だとも言えるんです。

日本式の「知恵」と、あなたが今いる国の「文化」。

両方のいいとこ取りをしながら、完璧じゃなくていい、私たち親も子どもと一緒に「七転び八起き」で、しなやかで強い、最強の家族の絆を育てていきませんか?

最後まで読んでくれて、本当にありがとうございました!

遠い日本の空の下から、海外で奮闘する皆さんと、そのご家族のことを、心から応援しています!

またねー!

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