「あれ、私、何のために頑張ってるんだっけ?」―― 嵐のような日常と、心のコンパス「Ikigai」
やっほー!こんにちは。
日本で夫と子供たちと、毎日ドタバタ暮らしている主婦ブロガーの(あなたの名前やニックネームなど)です。
そっちはどうかな? 海外での暮らし、楽しんでる?
もちろん、楽しいことばかりじゃなくて、言葉の壁とか、文化の違いとか、日本食が恋しくなったりとか(笑)、いろいろ大変なこともあるよね。本当、毎日お疲れ様!
いやー、こっち(日本)もね、毎日なかなかの「カオス」だよ。
今朝もさ、5時半に目覚ましで起きて、まずは洗濯機を回して、寝ぼけ眼の夫と高校生の息子のために朝ごはんと弁当の準備。
「早く起きなさーい!」
「あ、今日体育あるから体操着!」
「プリントどこやったっけ!?」
っていう怒号と悲鳴が飛び交う中、なんとか二人を玄関から送り出して。
ふーっ。
やっと一息…と思いきや、今度は小学生の娘が「ママ、髪結んでー」「今日の給食なにー?」と起きてくる。娘を送り出したら、今度は干しっぱなしだった洗濯物を取り込んで、掃除機かけて、溜まった洗い物と格闘して…。
気づけば、もうお昼前。
鏡に映った自分を見たら、髪はボサボサ、ジャージのまま(笑)
「あれ、私、今日まだ誰ともまともに『会話』してないかも…」
「ていうか、私、何のためにこんなに朝からバタバタしてるんだっけ?」
なんて、ふと我に返って、キッチンの隅で冷めたコーヒーをすする瞬間、ありませんか?
家族のために頑張るのは当たり前だし、それが主婦の仕事って言われればそうなんだけど。
でも、毎日毎日、同じことの繰り返し。
「誰かのためのタスク」に追われて、自分の「時間」や「やりたいこと」がどんどん後回しになっていく感じ。
最近はさ、テレビやネットのニュースを見ても、なんだか気が滅入ることが多くない?
世界情勢が不安定だったり、経済も「うーん…」って感じだったり。
日本もね、スーパーに行くと「え、また値上がりしてる!」って、お財布の紐をぎゅーっと締める毎日。
「安定した暮らし」って、昔は当たり前にあるものだと思ってたけど、今は自分たちでしっかり掴みに行かないと、簡単に手からこぼれ落ちてしまいそうな、そんな漠然とした不安。
海外で暮らしているみんなは、もしかしたら私以上に、そういう「不安定さ」や「自分ではどうにもできない流れ」を感じることもあるかもしれないね。
そんなモヤモヤを抱えていた時、私がハッとしたのが、日本に古くからある**「Ikigai(生きがい)」**っていう考え方。
「生きがい」って言葉、聞いたことあるかな?
英語だと「Purpose of life(人生の目的)」とか「Reason for being(存在する理由)」って訳されることが多いんだけど、個人的にはもうちょっと温かくて、日常的なニュアンスだと思ってるんだ。
なんていうか、「あー、これやってる時、私『生きてる』って感じするわー!」っていう、心の張りとか喜びみたいなもの。
この「Ikigai」が、今の不安定な時代に、めちゃくちゃ強い「心の安定剤」になるんじゃないかって、私は思ってるんだよね。
「え、生きがい? そんな大げさなもの、私にあるかな…」
「毎日家事と育児に追われてるだけで、人に誇れるものなんてないよ…」
って思った?
大丈夫、大丈夫。
私も最初はそう思ってた(笑)
「生きがい」っていうと、なんだかすごい偉業を成し遂げたり、特別な才能を持ってる人のための言葉みたいに聞こえるもんね。
でもね、日本の「Ikigai」の考え方って、もっと身近で、誰でも見つけられるヒントをくれるものなんだ。
よく「Ikigai」を説明するときに使われるのが、4つの円が重なる図。
(海外でも「IKIGAI」って本がベストセラーになったりしてるから、見たことある人もいるかも!)
その4つっていうのが、これ。
① あなたが「好きなこと」(What you LOVE)
これはシンプル。時間を忘れて夢中になれること、やっていてワクワクすること。
私で言えば、一人でゆっくりカフェラテを飲む時間とか、Netflixで韓国ドラマを一気見することとか(笑)、あとは最近ハマってるベランダ菜園で、トマトが赤くなっていくのを眺めることかな。
本当に些細なことでOK。「料理が好き」「子供と遊ぶのが好き」「本を読むのが好き」。
② あなたが「得意なこと」(What you are GOOD AT)
これは、人からよく褒められることや、自分では当たり前にできちゃうこと。
「才能」っていうと難しく考えちゃうけど、「私、なぜかアイロンがけだけはピシッと仕上がるんだよね」とか、「人の話を聞くのが得意かも」とか、「節約レシピを考えるのがうまい」とか。
これね、主婦業って「得意」の宝庫だと思うの!
だって、時間管理しながら、料理、洗濯、掃除、育児、家計のやりくり…って、冷静に考えてすごくない? 恐るべきマルチタスク能力! これ、立派な「得意」だよね。
③ 世界が(誰かが)「必要としていること」(What the world NEEDS)
「世界」なんて言うとスケールが大きすぎるけど、要は「誰かの役に立っている」っていう実感のこと。
家族が「ママのご飯、美味しい!」って言ってくれること。
子供が「ママ大好き」って抱きついてくれること。
夫が「いつも家を守ってくれてありがとう」って言ってくれること。(あんまり言われないけど!笑)
他にも、近所の人に挨拶するとか、友人の悩み相談に乗るとか、そういう小さな「ありがとう」を生み出す行動全部だね。
④ あなたが「お金をもらえること」(What you can be PAID FOR)
これが、いわゆる「仕事」や「キャリア」に直結する部分。
パートで働いて得られるお給料とか、フリーランスでやってる在宅ワークとか、昔取った資格を活かした副業とか。
経済的に自立するための要素だね。
どうかな?
この4つ。
「Ikigai」っていうのは、この①好きで、②得意で、③誰かの役に立って、④お金にもなる…この4つすべてが重なったところにあるよ、って言われてるんだ。
「うわ…ハードル高っ!」
「4つ全部重なることなんて、私にあるわけないじゃん!」
って、今、全力でツッコミ入れたくなったでしょ?(笑)
わかる。私も最初、この図を見たとき「こんなの見つけられるの、一握りの成功者だけでしょ…」って思って、そっとページを閉じかけたもん。
でもね、この4つの円を「意識する」ことこそが、スタートラインなんだって気づいたの。
例えば、さっきの「カオスな日常」だって、この4つの円に当てはめてみると…
- 毎日の料理:
- (①好き?)まあまあ好きかな。
- (②得意?)手際は良い方だと思う。
- (③必要?)家族の健康のために「超」必要!
- (④お金?)直接はもらえないけど、外食費を浮かせたり、健康を維持したりしてるから、間接的に「お金を生み出してる」よね!
ほら、こんな風に考えると、ただの「義務」だった家事が、ちょっと違って見えてこない?
もちろん、全部が完璧に重ならなくてもいい。
「好き」と「得意」が重なってることは「趣味」として最高だし、
「必要」と「お金」が重なってることは「仕事」として大事。
でも、もし今、あなたが「毎日に張り合いがないな…」とか「このままでいいのかな…」ってモヤモヤしてるなら。
あるいは、「何か新しいことを始めたい」「もう少し家計に余裕が欲しい」って思ってるなら。
この「Ikigai」のコンパスは、きっと役に立つはず。
「好きなこと」や「得意なこと」を、どうやって「誰かの役に立つこと」や「お金になること」に繋げていくか?
それこそが、不安定な時代でも自分らしく、しなやかに生きていくための「人生術」なんじゃないかな。
「心の貯金」が私を救う?―― 不安定な時代と「Ikigai」のすごい関係
「起」では、「Ikigai(生きがい)」には4つの要素(好き・得意・必要・お金)があって、それが全部重なると最高だよね、って話をしたよね。
でもさ、こう思わなかった?
「いやいや、毎日いっぱいいっぱいで、そんな4つも重なること探してる余裕ないよ」
「そもそも、なんで今、そんな『生きがい』なんてフワフワしたものを考える必要あるの?」
「それより、来月のカードの引き落としの方が心配だわ!」
うんうん、わかる。めっちゃわかる。
私も数年前まで、まさにそう思ってた。
「生きがい」なんて、時間とお金に余裕がある人が考える「贅沢品」だと思ってたんだよね。
それこそ、「今日の夕飯どうしよう」とか「トイレットペーパー安売りしてないかな」とか、目の前のことで精一杯。
でもね、不安定な時代だからこそ、この「Ikigai」っていう「心のコンパス」が、めちゃくちゃ大事な「お守り」になるって気づいたんだ。
ちょっと私の話、聞いてもらってもいい?
数年前、うちの夫の会社がちょっと傾いちゃって、大好きだった残業(!)が一気にゼロになったことがあったの。
いや、もちろん夫の体が楽になるのは良いことなんだけど、家計的には大打撃!
お給料がガクンと減って、それまで「まあ、いっか」で買ってたスタバの新作フラペチーノも、月1回の外食も、全部「我慢」しなきゃいけなくなった。
その頃、ちょうど上の子が塾に行きたいって言い出して。
「行かせてあげたい。でも、この家計で…?」
って、夜中に一人で電卓叩きながら、ため息ばっかりついてた。
お金が足りないって、本当に心の余裕を奪うよね。
イライラしちゃって、夫の「ただいまー」の声を聞くだけで「はぁ…(今日も残業なしか)」って落ち込んだり、子供たちにも「電気消しなさい!」「お菓子食べ過ぎ!」って、ついキツく当たっちゃったり。
「私、こんなにガミガミ言いたいわけじゃないのに」
「お金がないって、こんなに人を惨めにするんだ…」
って、本気で泣けてきた。
海外で暮らしてるみんなも、もしかしたら似たような経験、ないかな?
例えば、急な円安で日本円の価値が下がって、仕送りが目減りしちゃったり。
現地のインフレがすごくて、生活費がどんどん上がっていったり。
あるいは、ビザの問題とか、旦那さんの仕事の都合で、自分のキャリアが中断しちゃったり。
私たち主婦って、どうしても家計や家族の状況っていう「外部からの影響」を、モロに受けやすい立場だったりするよね。
自分ではコントロールできない波に、翻弄されてる感じ。
でもね、気づいたの。
「お金の不安」って、実は「お金そのもの」だけの問題じゃないんだって。
もちろん、お金は大事。絶対必要。
でも、もし宝くじが当たって、明日から一生遊んで暮らせるだけのお金が手に入ったとして。
じゃあ、本当に100%幸せかっていうと…どうだろう?
日本でもさ、「働きすぎ」が問題になったりするけど、逆に「働きたくても働けない」とか、「社会との繋がりが欲しい」って悩んでる人もたくさんいる。
お金(④)はあっても、「誰かの役に立ってる実感(③)」とか、「これが好き!(①)」っていうワクワクがなかったら、心って案外すぐに乾いちゃうんだよね。
そう。私があの時つらかったのって、家計が苦しいっていう「お金の不安」だけじゃなくて、
「夫のお給料に100%依存してる私」
「家事と育児以外、私には何もないんじゃないか」
「このまま、誰かのサポート役だけで人生終わるのかな」
っていう、「自分の価値」に対する不安だったんだよね。
経済状況とか、夫の会社の業績とか、そういう「外側のものさし」でしか、自分の価値を測れなくなってた。
だから、それがグラついた時、私の心も一緒にグラグラに揺れちゃったんだ。
ここで、「Ikigai」の出番なのよ!
「Ikigai」っていうのは、経済みたいな「外部要因」に振り回されないための、「自分だけの価値基準」を持つこと。
「心の貯金」みたいなものかな。
景気が悪くなっても、夫の給料が減っても、「私にはこれがある!」っていう「心の支え」があれば、人はそう簡単には折れない。
それが「Ikigai」がくれる**「安定(Stability)」**なんだと思う。
そして、その「Ikigai」を育てること自体が、「明日も頑張ろう」っていう**「やる気(Motivation)」**になる。
「よし、わかった!Ikigaiが大事なのはわかった!」
「じゃあ、どうやって見つけるのよ、それ!」
って声が聞こえてきそうだね(笑)
お待たせしました。
「私なんかに、そんな4つも重なるものないよ…」って思ってる人にこそ、試してほしい。
私が実際にやった、「Ikigai」を見つけるための自己分析ステップを紹介するね。
大事なのは、いきなり4つの円が重なるところを探そうとしないこと。
まずは、①「好きなこと」と②「得意なこと」、この2つを徹底的に掘り下げることからスタート!
準備するものは、ノートとペンだけ。
(スマホのメモ帳でもいいけど、手で書く方が「脳みそ」が出る感じがしてオススメ!)
ステップ1: 「私」を棚卸し!「好き」と「得意」をとにかく書き出す
もうね、「こんなこと書いて意味ある?」とか、「これは当たり前すぎ」とか、一切考えなくていい。
ジャッジ禁止!
とにかく、脳みそが空っぽになるまで書き出すの。
<私の「好き」リスト(当時のカオスなやつ)>
- 一人で飲むカフェラテ
- 韓国ドラマ(特にラブコメ)
- 100円ショップ巡り(ダイソー最高)
- パンの焼ける匂い
- 子供の寝顔
- 新しいレシピを試すこと
- ブログを読むこと(特に暮らし系)
- 家計簿がピタッと合った瞬間
- 静かな夜中に本を読むこと
- 花を育てること
<私の「得意」リスト(絞り出したやつ)>
- 冷蔵庫の余り物で、それっぽい料理が作れる
- 人の話を「へー!」「それで?」って聞くこと(相槌がうまいって言われる)
- アイロンがけ(なぜか夫のYシャツだけはピシッとなる)
- 子供のケンカの仲裁
- 特売品を見つける嗅覚
- Excelで簡単な家計簿を作ること
- 時間通りに物事を進めること(タイムマネジメント)
- 荷造り(パッキング)
…どう?(笑)
「え、それが何になるの?」っていうのばっかりでしょ。
「アイロンがけ」とか「特売品を見つける嗅覚」とか、お金になりそうにないよね(笑)
でもね、これが超大事。
特に私たち主婦は、「毎日やってる家事」を「当たり前のタスク」って思いがちだけど、それ、**全部立派な「スキル(=得意)」**だから!
「30分で夕飯3品作れる」とか、「子供を寝かしつけながら洗濯物を畳める」とか、会社員にやれって言っても、なかなかできないよ?
「主婦業」っていうプロジェクトを毎日回してる、凄腕のプロジェクトマネージャーなんだから、私たちは。
だから、まずは自分を「すごいじゃん!」って褒めながら、書き出してみて。
ステップ2: 「好き」と「得意」を掛け合わせてみる
リストがダーッと出揃ったら、次はその2つを眺めて、「これ、組み合わせられないかな?」って考えてみるの。
「好き」×「得意」=「情熱(Passion)」
(4つの円のうち、①と②が重なる部分だね)
私の場合、こうなった。
- 「新しいレシピを試す(好き)」 × 「冷蔵庫の余り物で料理(得意)」 × 「特売品を見つける(得意)」↓=「特売品を使った『節約・時短レシピ』を考えること」
- 「ブログを読む(好き)」 × 「人の話を聞く(得意)」 × 「Excelで家計簿(得意)」↓=「家計簿のつけ方とか、節約の工夫を『まとめて発信する』こと」
- 「100均巡り(好き)」 × 「時間通りに進める(得意)」↓=「100均グッズを使った『効率的な収納術』を考えること」
こんな感じ!
どう? さっきまで「ただの趣味」や「ただの家事」だったものが、なんだかちょっと「特別なスキル」みたいに見えてこない?
「アイロンがけ(得意)」も、「韓国ドラマ(好き)」と掛け合わせたら、「ドラマに出てきた俳優さんの衣装(シャツ)を、いかにピシッとアイロンがけするか研究するブログ」とか、書けるかもしれないよね(笑)(マニアックすぎるか!)
ポイントは、「好き」っていうエンジンに、「得意」っていう技術を乗っけてあげる**こと。
そうすると、「ただ好きなだけ」よりも、もっと深くハマれるし、人にも喜ばれる「何か」に進化する可能性が出てくるんだ。
これが、Ikigaiを見つけるための、最初の、でも一番大事なステップ。
「私には何もない」っていう思い込みをぶっ壊す作業。
「OK、OK。『節約レシピを考えるのが情熱』ってことはわかった」
「でも、それがどうやって『③誰かの役に立つ』の?」
「ましてや『④お金になる』わけ?」
そうだよね。
この「情熱」が、まだ「Ikigai」の円の中心には届いてない。
単なる「自己満足」かもしれない。
でもね、この「情熱のタネ」こそが、カオスな日常や不安定な経済状況に振り回されない、「私だけのキャリア」や「私だけの副業」に繋がっていく、最強の武器になるんだよ。
「ただの主婦」から「〇〇が得意な私」へ ――「好き×得意」をお金に変える実験、始めました。
「承」で、自分の「好き」と「得意」をとことん棚卸しして、掛け合わせてみたよね。
私の場合、
「特売品を使った『節約・時短レシピ』を考えること」
「家計簿のつけ方とか、節約の工夫を『まとめて発信する』こと」
「100均グッズを使った『効率的な収納術』を考えること」
…なんていう、なんとも主婦くさい「情熱のタネ」が見つかったわけだけど(笑)
ここで、9割の人がこう思って、立ち止まっちゃうんだ。
「で? これが何になるの?」
「こんな『節約レシピ』なんて、私より上手な人、世の中に星の数ほどいるし」
「こんな地味な『得意』、誰が知りたいっていうのよ」
「ましてや、お金になるわけないじゃん」
って。
そうなの。わかる。
「情熱(①好き × ②得意)」は見つかっても、それを「③誰かの役に立つ」とか「④お金になる」に繋げるイメージが、まったく湧かないんだよね。
私も、この「情熱のタネ」をノートに書き出したはいいものの、しばらくは誰にも言えなかった。
だってさ、家族に「私の情熱は、節約レシピを考えることです!」なんてドヤ顔で言っても、「ふーん、それで今日の夕飯なに?」って返されるのがオチでしょ(笑)
完全に「自己満足」だと思ってた。
私の「得意」なんて、この家(半径5メートル)の中でしか通用しない、ちっぽけなものなんだって。
そう思ってたある日、転機が訪れたんだ。
きっかけは、海外に住んでる友人A子との久々のビデオ通話。
A子も、私と同じで小学生の子供がいるママ。現地での暮らしにも慣れてきたけど、最近の物価高がヤバい!って嘆いてた。
「なんかさ、こっちの野菜って、やたら大きくて使いにくかったり、逆に高かったり…」
「日本みたいに『安くて便利なカット野菜』とかないし、食費がマジで天井知らず!」
「あと、子供の学用品とか、こっちのって可愛くないし高いの(笑)。日本の100均グッズ、神だよね…送ってほしいくらい!」
って。
それを聞いて、私は「あ、それわかる!」って、いつもの調子で話し始めたんだ。
「あー、100均ならさ、あのA4ファイルケース!あれを立てて収納すると、お皿がめっちゃ取り出しやすくてさ…」
「野菜?わかる!うちはもう、週末に『特売品』見つけたら、全部まとめて下ごしらえしちゃうよ。ニンジンは千切り、玉ねぎはみじん切りにして冷凍!それだけで平日の夕飯、15分短縮できるし」
「そうそう、最近見つけた家計簿アプリがさ…」
もう、マシンガントーク(笑)
自分でもびっくりするくらい、ベラベラと「私の得意」を喋ってた。
そしたら、A子が目を丸くして、こう言ったの。
「え、待って。それ、めちゃくちゃ有益な情報なんだけど!」
「『平日15分短縮』!? なにそれ、神! 私、今一番欲しいやつ!」
「その収納術、写真送って! ていうか、その『節約・時短レシピ』、全部リストにして教えて!!」
……え?
ええええええ!?
私にとっては「当たり前」にやってたこと。
「特売品」とか「100均」とか、なんならちょっと「貧乏くさいかな…」なんて思ってた家事の工夫。
それが、A子にとっては**「喉から手が出るほど欲しい、価値ある情報」**だったんだ。
この瞬間、私の中でカチッと音がした。
「そっか…」
「『世界(the world)』なんて、大きく考えなくてよかったんだ」
「『③誰かの役に立つ』って、**『目の前にいる、たった一人の友人の悩みを解決する』**ことから始まるんだ!」
私の「好き」と「得意」が、初めて「家」という半径5メートルの壁を越えて、「誰かの役に立った」瞬間だった。
A子に感謝されて、単純に、めちゃくちゃ嬉しかった。
夫に「ありがとう」って言われるのとは、また違う種類の喜び。
私の「スキル」が、社会に認められたような感覚。
(大げさじゃなくて、本当にそう思ったの!)
A子は興奮冷めやらぬ様子で、こう続けた。
「ねえ、その情報、絶対にA子(私)だけが知ってるの、もったいないよ!」
「私みたいに困ってる主婦、世界中にいるって!」
「ブログとかインスタとか、やってみたら? 絶対に読みたい人、いるよ!」
…ブログ? インスタ?
私なんかが?
いやいやいや、無理無理。
顔出しとかできないし、文章とか苦手だし。
キラキラしたママさんたちがやってるやつでしょ?
私みたいな「地味な節約主婦」が発信したって、誰が見るのよ。
頭の中で、秒速で「できない理由」が駆け巡った。
でも、同時に、あの「承」で話した「お金の不安」も、また頭をもたげてきたんだ。
夫のお給料が減って、子供の塾代に悩んでた、あの夜の不安。
「このまま、夫の収入に100%依存し続ける人生で、本当にいいんだっけ?」
「もし、万が一、夫が働けなくなったら? 私、子供たちを守れる?」
「月5000円でもいい。いや、1000円でもいいから、『私自身』の力でお金を生み出せるようになりたい!」
その時の私には、「A子の役に立てた」っていう小さな「自信」と、「このままじゃダメだ」っていう大きな「危機感」があった。
「よし、やってみよう」
恥をかいてもいい。誰も読まなくてもいい。
これは、私の「実験」だ。
私の「好き」と「得意」が、本当に「誰かの役に立つ」のか。
そして、それが「④お金になる」なんていう奇跡が、本当に起こるのか。
これが、私が「Ikigaiレンズ」を通して、自分の「キャリア(副業)」を再評価した瞬間。
もちろん、近所のスーパーでパートを始める、っていう選択肢もあったよ。(④お金になる)
それはそれで、確実に家計の足しになるし、立派な仕事。
でも、私は「Ikigai」の4つの円を、どうしても諦めきれなかった。
- 時給のため「だけ」に働く(④)んじゃなくて、
- どうせなら「ブログを読むのが好き(①)」で、
- 「節約術をまとめるのが得意(②)」で、
- 「A子みたいに悩んでる人の役に立てて(③)」、
- その結果として「④お金になったら…」
…最高じゃない!?
そう思ったら、もうワクワクが止まらなくて。
(こういう時の主婦の行動力、すごいよね(笑))
すぐに「ブログ 始め方」でググって、見よう見まねで自分のブログを開設した。
タイトルは、もちろん「ズボラ主婦の(秘)節約・時短術」みたいな、ひねりも何もないやつ(笑)
最初は、本当にひどかった。
写真の撮り方も知らないし、文章も「今日は〇〇を作りました。美味しかったです」みたいな小学生の日記(笑)
もちろん、誰も読みに来ない。
アクセス解析を見ても「1」。(←これ、自分ね)
「あー、やっぱり無理だったかな」って、心が折れそうになる日も、何度もあった。
でもね、「好き(①)」だから、続けられたんだ。
「得意(②)」だから、ネタ(節約術)は無限にあったんだ。
そして、書き続けて3ヶ月くらい経った頃かな。
初めて、見知らぬ人からコメントがついたの。
「この記事、読みました!早速、週末の『下ごしらえ冷凍』やってみました。月曜の朝が、信じられないくらい楽になりました!ありがとうございます!」
…泣いたよね(笑)
キッチンの隅で、スマホ握りしめて、一人でボロボロ泣いた。
「届いた…!」
「私の『当たり前』が、どこかの誰かの『役に立った』!」
これが、Ikigaiの円でいう「③誰かの役に立っている」っていう、「充実感」。
お金じゃない、何にも代えがたい「心の報酬」だった。
その「ありがとう」が嬉しくて、また夢中で記事を書いた。
「100均収納術」の記事が、ちょっとバズったりもした。
そうこうしているうちに、ブログに広告(Googleアドセンスとか、アフィリエイトっていうやつ)を貼ってみたら…
チャリン。
…ある日、広告の管理画面に「80円」っていう数字が立った。
80円だよ!?(笑)
うまい棒8本。
でもね、私にとっては、夫のボーナス80万円よりも(それは言い過ぎか)、価値のある「80円」だった。
「自分の力で、お金を生み出せた!!」
これが、「④お金をもらえること」。
私の「情熱」が、初めて「お金」に変わった瞬間。
もちろん、そこから「副業」として安定した収入になるまでは、また長い道のりがあったよ。
でも、あの「80円」がくれたのは、「お金」そのものよりも、「いざとなったら私にも稼げる手段がある」っていう、**「経済的なお守り」**だったんだ。
夫のお給料がメインの柱であることは変わらない。
でも、私自身が生み出した「別の柱」。たとえそれが、まだ細い細い柱だとしても、それが1本あるだけで、心の安定感が全然違う。
これこそが、フックにあった**「金融的な多様性(Financial Diversification)」**ってやつなんだと思う。
そして、「ただの主婦」だった私が、「節約術を発信するブロガー」っていう「新しい顔」を持てたこと。
社会と繋がってる実感(③)が持てたこと。
家事や育児にも、前より自信を持って向き合えるようになったこと。
これが、「個人の充実感(Personal Fulfillment)」。
ねえ、どうかな?
これは、あくまで私の一例。
海外にいるみんななら、もっとすごい「タネ」が眠ってるはずだよ。
例えば、
「料理が好き(①)」×「現地の食材に詳しい(②)」
→「現地在住日本人向けに、日本食を再現する料理教室(オンラインでもOK)(③④)」
「子供と遊ぶのが好き(①)」×「日本語を教えるのが得意(②)」
→「現地の子供たちに、遊びながら日本語を教えるプレスクール(③④)」
「手芸が好き(①)」×「現地の可愛い布を集めるのが得意(②)」
→「日本向けのハンドメイド通販(③④)」
「Ikigaiレンズ」を通して、自分の「好き」と「得意」をもう一度見直してみて。
「どうせ私の趣味なんて…」って諦めてたことが、誰かにとっての「宝物」で、そして「未来の副業」になるかもしれない。
「お金のため」と割り切って、好きでもない仕事(④)をするのも、生活のためには大事。
でも、「好き(①)」と「得意(②)」をベースにした「お小遣い稼ぎ」は、心を満たしながら(③)、お財布も満たしてくれる(④)、最強の「Ikigai」になるんだよ。
「80円」から始まった、私だけの物語。―― あなたの「当たり前」も、きっと誰かの「宝物」
「起」で、カオスな日常の中で「私、何のために…?」ってモヤモヤしてた私。
「承」で、家計の不安から「自分の価値」までグラグラになって、初めて「Ikigai」っていうコンパスを手に取った私。
「転」で、友人のA子という「たった一人の読者」に出会い、ビクビクしながら「実験」としてのブログを始めて、あの「80円」を手にした私。
我ながら、すごい道のり(笑)
あの「80円」はね、金額としてはうまい棒8本分だったけど(しつこい)、私にとっては「人生が変わった」と言ってもいいくらい、大きな大きな一歩だった。
それは、お金が稼げたから、だけじゃない。
「私の『好き』と『得意』は、この家(半径5メートル)の壁を越えて、ちゃんと誰かの役に立つんだ!」
「私にも、家族のサポート役『以外』の価値があるんだ!」
っていう、**揺るぎない「自信」**になったから。
「Ikigai(生きがい)」っていう4つの円の話を聞くと、私たちはつい、こう思っちゃう。
「4つすべてが完璧に重なる、運命の『天職』を見つけなきゃ!」
って。
でも、違ったんだよね。
私、最初から「ブロガーになる!」なんていうデカいIkigaiがあったわけじゃない。
私の最初のIkigaiは、
「A子(友人)を助けたい」
「私の『節約レシピ』で、A子に喜んでもらいたい」
っていう、めちゃくちゃ小さな、でも純粋な「情熱(①好き×②得意)」と「使命感(③誰かの役に立つ)」だったんだ。
ブログも、お金(④)も、その「小さなIkigai」を行動に移した**「結果」として、後からついてきた**ものなんだよね。
つまり、「Ikigai」って、完成された「名詞(見つけるもの)」じゃない。
「育てる」っていう「動詞(やり続けること)」なんだなって、今、すごく思う。
「転」で始めたあの実験ブログも、今では私の大切な「Ikigai」に育ってる。
今も、夫の収入が家計のメインなのは変わらないよ。
でも、もし明日、また夫の会社がピンチになったとしても、前の私とは、心の余裕が全然違う。
「大丈夫。私にはこのブログ(Ikigai)があるから」
「最悪、このスキルを活かせば、なんとかなる」
って、心の底から思える。
これこそが、不安定な時代を生き抜く、主婦にとって最強の「人生術」なんじゃないかな。
このブログを読んでくれている、あなたへ。
今、海外っていう日本とは違う環境で、毎日、本当にいろんなことを乗り越えながら頑張ってるよね。
それ、本当にすごいことだよ!
もしかしたら、「私は、家事と育D児(子育て)以外、何もしてない」
「社会から取り残されてるみたい」
「私の『好き』や『得意』なんて、この環境じゃ何の役にも立たない」
って、昔の私みたいに、モヤモヤしたり、落ち込んだりすることもあるかもしれない。
でもね、断言する。
あなたの中に、「Ikigaiのタネ」は絶対に、眠ってる。
っていうか、むしろ、宝の山がゴロゴロしてる!
なぜそう思うかって?
私たち主婦って、自分の「スキル」を「当たり前」って思いすぎなんだよ(笑)
毎日やってるから、それが「得意」なことだって、気づきにくいんだよね。
- 日本の食材が手に入りにくい中で、現地の食材を駆使して「なんちゃって和食」を作れること。→ それ、とんでもない「応用力」と「レシピ開発力」(①好き×②得意)だよ!
- 言葉が完璧じゃない中で、子供の学校の先生とやり取りしたり、病院の予約を取ったりしてること。→ それ、凄まじい「コミュニケーション能力」と「問題解決能力」(②得意)だよ!
- 現地の「なんだか使いにくい」洗剤や掃除道具を工夫して、家をピカピカに保ってること。→ それ、立派な「生活ハック術」(②得意)だよ!
あなたの「当たり前(得意)」は、日本に住む私から見たら「どうやってるの!?」っていう「非日常」だし、あなたと同じ国で暮らし始めたばかりの日本人ママからしたら、「お金を払ってでも知りたい『情報』(③必要)」かもしれない。
「Ikigai」の4つの円は、最初から完璧に重ならなくていい。
というか、そんな人はほとんどいない。
まずは、あの「承」でやったみたいに、自分の「好き(①)」と「得意(②)」を、もう一度、よーく見つめてみて。
「こんなこと…」って思うような、小さな小さな「タネ」でいい。
「私、現地のカフェ巡りが好き(①)で、写真撮るのがちょっと得意(②)かも」
「私、子供に日本語の絵本を読み聞かせるのが好き(①)で、子供を笑わせるのが得意(②)かも」
なんでもいい。
それが見つかったら、次は「転」の私みたいに、小さな「実験」をしてみて。
ブログじゃなくてもいい。
インスタに写真1枚アップするだけでもいい。
日本人会の集まりで、その「好き」をちょっと話してみるだけでもいい。
「③それ、いいね!」
「③それ、知りたかった!」
って、たった一人でも言ってくれる人がいたら、それが、あなたの「Ikigai」が社会と繋がった瞬間。
あなたの「カオスな日常」が、誰かの役に立つ「宝物」に変わる瞬間だよ。
「Ikigai」って、結局のところ、「〜さんのママ」でも「〜さんの奥さん」でもない、
「私」自身が、私に「いいね!」って言ってあげるための活動なんだと思う。
その「心の張り」さえあれば、私たちは、どんな場所でも、どんな時代でも、しなやかに、たくましく、そして機嫌よく(これ大事!)、生きていける。
あなたの「Ikigaiのタネ」は、何かな?
よかったら、いつかこっそり教えてね。
日本より、愛をこめて。

コメント