「当たり前」に隠された宝物。日本の主婦の「手仕事」と「丁寧な暮らし」
みなさん、こんにちは!日本でごくごく普通の主婦をしているハナコです。
海外にお住まいのみなさんが「日本」と聞くと、何をイメージしますか?
ピカピカの摩天楼、ハイテクロボット、それともアニメやゲームの世界でしょうか?もちろん、それも日本のすごくエキサイティングな一面!
でも、私が毎日を過ごしている「日本」は、もう少し…うーん、なんて言うか「アナログ」で「手作り(Handmade)」な部分に満ち溢れているんです。
最近、「The Future is Handmade(未来は手作り)」なんていう素敵な言葉を耳にしました。これって、これからの時代、AIや機械が進化しても、人の「手」が作るものの価値が再認識される、っていう意味合いが込められているそうですね。
でもね、これを聞いた時、私、思わず「あれ?」って。
「未来は手…?え、それって、日本の主婦にとっては『今』であり『昔から』のことじゃない?」って、キッチンで一人、つぶやいちゃったんです。
海外の皆さんから見ると、日本の主婦ってすごく「丁寧な暮らし」をしているイメージがあるかもしれません。インスタグラムなんかを見ると、美しく整えられた部屋で、手作りの梅シロップを仕込んだり、完璧な和食を作ったり…。
あ、先に言っておきますね。私も主婦ですが、毎日はそんなにキラキラしていません(笑)。朝はバタバタだし、お昼は残り物で済ませちゃうこともザラです。
でも、そうなんです。それでもなお、私たちの生活には「手仕事」が「当たり前」に溶け込んでいる。
例えば、「お弁当(Obento)」。
これ、海外の皆さんには一番驚かれる日本の「手仕事」かもしれません。
私の息子が幼稚園に通っていた頃の話なんですが、それはもう「戦い」でした。日本の幼稚園や学校って、お弁当に「暗黙のルール」があったりするんです。「栄養バランスを考えて、赤・黄・緑の三色は必ず入れる」とか、「子どもの好きなものばかりじゃなく、苦手なものも一口サイズで」とか。
朝、眠い目をこすりながら、卵焼きを焼いて、ウインナーをタコの形に切って(これ、やりますよね?笑)、ブロッコリーを詰めて…。
正直、「あーもう!面倒くさい!パンでも持たせたい!」って何度思ったことか。
でも、ある時、海外の友人(アメリカ出身)が私の作ったごく普通のお弁当の写真を見て、目を丸くして言ったんです。
「ハナコ、これあなたが全部作ったの?信じられない!まるでアートよ!こんなの、うちの国じゃ『特別なイベント』のケータリングレベルだわ!」
私は「え?いやいや、こんなの全然普通だよ。むしろ今日は手抜きな方…」と慌てて謙遜しました。
でも、その時ハッとしたんです。
私たちが「当たり前」「面倒くさい」「ただの義務」だと思っていたこの毎日の作業。
これって、外から見たら「すごいスキル」であり、「隠された才能(Hidden Talent)」なんじゃないか?って。
これはお弁当に限りません。
例えば**「家計簿(Kakeibo)」**。
最近はアプリも多いですけど、私の周りには、今でも手書きの家計簿をきっちりつけているお母さん仲間がたくさんいます。1円単位で収支を合わせ、食費、光熱費、教育費…と細かく分類していく。
これって、ただの「節約術」じゃないんですよね。
家族の未来を設計するための、地道でクリエイティブな「プロジェクト管理」そのもの。これも立派な「手仕事」であり「スキル」です。
他にもあります。
使い古したタオル。普通なら捨てちゃいますか?
日本では、それを適当な大きさに切って、ミシンで何枚か重ねて縫って、「雑巾(Zōkin)」として再利用する文化が根強くあります。
これは「もったいない(Mottainai)」という、日本独特の人生観から来ています。モノを最後まで使い切る、という知恵ですね。これも、立派な「ハンドメイド」です。
私のおばあちゃんなんて、古くなったセーターをほどいて、新しい毛糸と組み合わせて、可愛い孫(私)のために靴下を編んでくれました。
日本で生活していると、こういう「手仕事」は、わざわざ「才能」なんて呼ばれません。
おばあちゃんからお母さんへ、お母さんから娘へと、名前もつかずに受け継がれてきた「生活の知恵」であり、「家族への愛情表現」だからです。
だから、日本の主婦は「あなたには才能がある!」なんて言われると、「いえいえ、とんでもない!私なんて、ただの主婦ですから」って、全力で否定しちゃう(笑)。
でも、この「当たり前」にこそ、宝物が隠されている。
私たちが毎日、無意識にやっている「手仕事」の一つひとつが、実は海外の人が知りたがっている「日本の人生観」や「人生を豊かにする術」そのものなんじゃないか。
「The Future is Handmade」という言葉が示すように、世界が今、手仕事の価値を見直そうとしている。
だとしたら、私たち日本の主婦が「当たり前」として持っているこの無数のスキルは、これからの未来で、もっと輝ける「才能」になるはず。
このブログでは、そんな日本の日常に隠された「当たり前のスキル」を、海外の皆さんにも分かりやすく紹介していきたいと思います。
そして、もしあなたが「私にも何かできるかも?」と思っているなら…その「隠された才能」を見つける旅に、一緒に出かけませんか?
次回は、その「才能発見ロードマップ」の第一歩。
あなたの中にも必ず眠っている「スゴ技」を、日本の主婦流の見つけ方で掘り起こしていきますね!
才能発見ロードマップ!お弁当から家計簿まで、あなたの「スゴ技」を見つける方法
こんにちは!ハナコです。
前回の【起】の記事では、「日本の主婦が当たり前にやっているお弁当作りや家計簿、雑巾縫いこそ、実はすごい『手仕事(Handmade)』であり『隠された才能』なんじゃない?」というお話をしました。
これを読んでくださった方の中には、きっとこう思った方もいるはず。
「ハナコさん、それは日本の主婦が特別だからでしょう?」
「私なんて、本当にただ毎日をこなしてるだけ。才能なんてないない!」
…わかります!
もう、その気持ち、首がもげるほどうなずきたいくらい、よーくわかります!
なぜなら、その「私なんて、大したことないです」という謙遜(けんそん)こそが、私たち主婦に染みついた「第一の壁」だからです。
日本には「能ある鷹(たか)は爪を隠す」ということわざがあります。本当に力がある人は、その能力をむやみに見せびらかしたりしない、という意味です。これを「美徳」とする文化があるんですね。
だから、私たちは自分のことを「すごいでしょう!」とアピールするのが、ものすごーく苦手(笑)。
でも、その「当たり前」のフィルターをちょっと外してみるだけで、あなたの日常にも「宝物」がゴロゴロ転がっていることに気づけるはず。
今日は、その宝物を見つけるための**「主婦のための才能発見ロードマップ」**を、私なりの実体験ベースで、3つのステップでご紹介しますね!
ステップ1:【意識改革】「私なんて」の呪いを解く
まず、ロードマップの地図を広げる前に、一番大事な「心の準備」から。
私たち主婦が「才能」を見つけられない最大の理由は、**「毎日やっているから」**です。
毎日やっていることは、いつの間にか「作業(タスク)」に変わってしまい、「技術(スキル)」だとは誰も思わなくなります。
例えば、「お料理」。
「料理ができる」なんて、主婦なら当たり前、才能でも何でもない、と思っていませんか?
では、質問です。
あなたは、冷蔵庫にある残り物(昨日のカレー、半端な野菜、卵)だけで、全く新しい一品(例えば「カレー風味のオムライス」とか)を作れますか?
あなたは、家族4人分の夕食(ご飯、お味噌汁、焼き魚、ほうれん草のおひたし、きんぴらごぼう)を、段取りよく1時間以内に全部仕上げられますか?
これ、海外の友人(特に料理を分業制でやることが多い文化圏)に言うと、「信じられない!それは魔法使い(Wizard)の仕事よ!」と驚かれます。
特に知ってほしいのが、日本独特の**「段取り(Dandori)」**というスキル。
これは、ただ料理ができる(レシピを知ってる)こととは全く違います。
「どの順番でやれば一番早いか(例:お米を研いでいる間にお湯を沸かし、野菜を切る)」「コンロの火(IH)をどう効率よく使うか」という、マルチタスク処理能力とプロジェクト管理能力そのもの。
これ、会社でやったら「優秀なプロジェクトマネージャー」って呼ばれるレベルのスキルだと思いませんか?(笑)
才能発見の第一歩。それは、
「主婦の仕事は、誰でもできる単純作業だ」という思い込みを捨てること。
そして、「私なんて」という言葉を、今日から「私、けっこうやるじゃん!」に置き換えてみること。
これがスタートラインです。
ステップ2:【棚卸し】あなたの「当たり前」を翻訳する
心の準備ができたら、次はいよいよ「具体的な才能」の掘り起こしです。
でも、難しく考えないでくださいね。やることは「ただ、書き出す」だけ。
<才能発見ワーク1:あなたの「当たり前」を分解してみよう>
昨日一日、あなたがやった「家事」を思い出して、書き出してみてください。
例えば、私(ハナコ)の昨日なら…
- 朝食の準備
- 洗濯(天気をチェックし、干し方を工夫した)
- ゴミ出し(日本はこれが超複雑!燃えるゴミ、プラ、瓶、缶…これを分別できるのは、すごい環境管理スキル!)
- 掃除(掃除機をかけ、水回りを磨いた)
- 買い物(特売品をチェックし、1週間の献立を考えながら買った)
- 夕食の準備(前述の「段取り」スキル発揮)
- 家計簿(Kakeibo)をつける
…はい、どうでしょう。これだけ見ると、ただの「雑用リスト」ですよね。
では、これを**「スキルの言葉」に翻訳**してみましょう。
- 洗濯 → 「天候予測と素材管理能力」(デリケートな服を分けて洗ったりしますよね?)
- ゴミ出し → 「地域ルール適応能力&リサイクル知識」
- 掃除 → 「空間維持能力&化学知識」(クエン酸と重曹を使い分けたりしませんか?立派なケミストリーです)
- 買い物&献立 → 「栄養管理スキル&予算管理(ファイナンス)スキル」
- 夕食の準備 → 「プロジェクト・タイムマネジメント能力(段取り)」
- 家計簿(Kakeibo) → 「データ分析&未来予測スキル」(ただ記録するんじゃなく、「来月は教育費が上がるから今月は外食を控えよう」とか、未来のリスクヘッジをしてますよね)
ほら!
こうして「翻訳」するだけで、あなたの日常が、いきなり「ビジネススキル一覧表」みたいに見えてきませんか?
<才能発見ワーク2:「それ、どうやるの?」を集める>
もう一つ、強力な方法があります。
それは、**「人からよく聞かれること」**を思い出すこと。
あなたの周りの友人、ご近所さん、もしかしたら旦那さんやご両親から、
「そのお漬物、どうやって漬けてるの?」
「いつも部屋が片付いてるけど、収納のコツってある?」
「どうやったらそんなに節約できるの?」
「その(手作りの)バッグ、可愛いね!どうやって作ったの?」
こんな風に聞かれた経験、ありませんか?
それが、あなたの「隠された才能」のサインです!
自分では当たり前すぎて「なんでこんなこと聞くんだろう?」と思っていることこそ、他人から見たら「お金を払ってでも知りたいノウハウ」である可能性が、めちゃくちゃ高いんです。
ステップ3:【行動】「10点」のままで、小さく始めてみる
さあ、ステップ1と2で、「私にも、これならあるかも?」という才能のタネが見つかったとします。
例えば、「私は、パンを焼くのが好きかも」「私は、家計簿をつけるのが得意かも」。
ここで、多くの人が陥るワナがあります。
それは、「でも、プロに比べたら、私なんてまだまだ…」と思って、何もしないこと。
日本の主婦は完璧主義な人が多い!(私もです!)
100点を取れないと、人前に出しちゃいけない、って思いがち。
でも、考えてみてください。
あなたがパンの焼き方を教わりたいとき、ミシュラン三つ星のパン職人にいきなり弟子入りしたいですか?
違いますよね。
「近所の、パン作りが上手なAさん」に、ちょっとしたコツを聞きたい。それが本音じゃないでしょうか。
才能を「始める」のに、100点はいりません。
あなたのスキルが「10点」だとしても、世の中には「マイナス(やったことない)」や「0点(始めたばかり)」の人が山ほどいます。
その人たちにとって、あなたの「10点」は、喉から手が出るほど欲しい「貴重な情報」なんです。
これが、ロードマップの最後にして、一番大切なステップ。
**「Getting Started(始めること)」**です。
- もし「お弁当作り」が得意なら、完璧じゃなくていいから、今日のリアルなお弁当を写真に撮って、Instagramに「#Obento」と「#JapaneseMom」とか付けて投稿してみる。
- もし「家計簿」が得意なら、自分が使っているエクセルのフォーマットを、ブログで無料配布してみる。
- もし「編み物」が好きなら、小さなコースターを編んで、ご近所さんにプレゼントしてみる。
これが、アクションです。
「未来は手作り(The Future is Handmade)」への道は、大きな起業や立派なアトリエから始まるわけじゃない。
あなたの「当たり前」に気づき、それを「翻訳」し、「10点」のまま、誰かに「はいっ」て差し出してみる。
その小さな一歩から、すべてが始まっていくんです。
次回は、その「小さな一歩」が、どうやって「人とのつながり(Community Building)」に変わっていくのか?
「それ、売れるよ」が「ありがとう」に変わり、自信になっていく瞬間について、お話ししますね。
「それ、売れるよ」が始まり。趣味から「つながり」と「コミュニティ」が生まれる瞬間
こんにちは!ハナコです。
前回の【承】の記事では、自分では「当たり前」だと思っていた家事や日常の作業を「スキルの言葉」に翻訳し直し、まずは「10点」のままでいいから小さく始めてみよう!という「才能発見ロードマップ」をお話ししました。
覚えていますか?
あなたの「10点」のスキル(例えば、お弁当の写真や、手作りの編み物)を、勇気を出してインスタグラムに投稿してみたり、ご近所さんにプレゼントしてみたりする。
…これが、本当に「未来(The Future)」を変える第一歩になるんです。
今日は、その「小さな一歩」が、どうやって「人とのつながり(Community)」を生み出し、あなたの世界をガラリと変える「転機(ターニングポイント)」になるのか。
その魔法のような、でもとってもリアルな瞬間についてお話しします。
「いいね!」の向こう側。世界とつながる「仲間(Fellow Creators)」
まず、あなたが勇気を出して、自分の「手仕事」をSNS(例えばインスタグラム)に投稿したとします。
ドキドキしますよね。
「こんなの投稿して、誰も興味なかったらどうしよう…」
「『主婦がヒマでいいね』なんて思われたらイヤだな…」
(私も最初はそうでした!)
でも、ポチッと投稿してみる。
すると、どうでしょう。
ピコン♪
「いいね!」が1つ、つきました。
見ず知らずの、もしかしたら海外の人からかもしれません。
そして、コメントが届きます。
「Wow! That’s a beautiful OBENTO! How did you make that octopus sausage?(わあ!素敵なお弁当!そのタコのウインナーはどうやって作るの?)」
「その編み物の色合い、すごく好きです!」
…どうですか?
この瞬間、あなたの「当たり前」は、「当たり前」じゃなくなったんです。
それは、国境や文化を超えて、誰かの心を動かす「価値」に変わった瞬間。
これが「Community Building(コミュニティ作り)」の始まりです。
最初は「すごい!」と褒めてくれる人たち。
そのうち、「私も作ってみました!」と、あなたの真似をしてくれる人が現れます。
こうして、あなたは「ただの主婦」から、**「Fellow Creators(創る仲間)」**を持つ、「(小さな)先生」のような存在になる。
自分が「10点」だと思っていたスキルが、誰かにとっての「50点」や「80点」のお手本になる。
この「認められる」という経験が、どれほど私たちの自信になるか。
これは、家族のために家事をこなすのとは、また違った種類の「喜び」と「自己肯定感」をくれるんです。
日本古来のコミュニティ術「おすそ分け(O-susowake)」
でも、コミュニティ作りはデジタルな世界だけじゃありません。
というか、日本には、もっと昔から続く「手仕事」を通じたアナログなコミュニティ術があるんです。
それが、**「おすそ分け(O-susowake)」**という文化。
これ、海外の皆さんにはどう説明したら伝わるかな。
例えば、私が家でクッキーを焼いたとします。「あ、ちょっと作りすぎちゃったな」と思ったら、そのクッキーをタッパーに入れて、お隣さんのところに「ピンポーン」と持っていく。
「こんにちはー、ハナコです。クッキー焼きすぎちゃったんで、よかったらどうぞー」
「あら、ありがとう!ちょうどお茶にしようと思ってたの。…あ、うちに今、田舎から送られてきたミカンがあるから、これ持ってって」
こんな感じです(笑)。
自分が作ったものや、もらったものを「少しだけお分けする」こと。
見返りは求めません。でも、なぜか不思議と、違う形で返ってくる。
これって、すごいシステムだと思いませんか?
「手作りのもの(Handmade)」が、コミュニケーションの「パスポート」になっているんです。
この「おすそ分け」こそ、あなたの「隠された才能」が、リアルなコミュニティとつながるための、最高の方法なんです。
人生の「転」機。それは「それ、売れるよ」の一言
さて、ここからが本題の「転」です。
あなたが、自分の「10点」のスキル(おすそ分けしたクッキー、プレゼントした手作りバッグ)を誰かに渡す。
SNSで「いいね!」をもらう。
そうした経験を積んでいくと、必ず「ある言葉」を言われる時が来ます。
それは…
「え、これ、ハナコさんが作ったの? すごい! お金取れるよ!」
「これ、売ってないの? 売ってたら私、絶対に買うのに!」
…キターーー!
これです。
この一言こそが、あなたの人生の「転」機。
「趣味」が「価値」に変わる瞬間であり、あなたが「ただの主婦」から**「Potential Customer(未来のお客様)」**と出会う瞬間です。
でも、面白いことに、私たち日本の主婦は、この最高の褒め言葉を言われると、だいたいこう返します。
「いえいえいえ!とんでもない!」「売るなんて!そんな、素人の趣味ですから!」
って、全力で否定するんです(笑)。謙遜がすぎる!
そう。怖いんですよね。
「趣味」でやっているうちは、失敗しても誰にも怒られない。「楽しみ」でいられる。
でも、「売る」となったら、それは「仕事」です。「プロ」にならなきゃいけない。100点じゃなきゃいけない。
【承】で話した「100点じゃなきゃダメ」の壁が、またしても立ちはだかるんです。
でも、考えてみてください。
「売ってほしい」と言ってくれたご近所さんやSNSのフォロワーさんは、あなたに「ミシュラン三つ星のクッキー」や「高級ブランドのバッグ」を求めているんでしょうか?
違いますよね。
彼らが欲しいのは、**「あなたの手(Hanako’s Hand)」**が作った、あの温かみのある、世界に一つだけのクッキーやバッグなんです。
ここで、日本の主婦がよく使う、もう一つの「小さなスタートアップ」の方法があります。
それは、**「バザー(Bazaar)」**です。
学校のPTAや、地域のイベントで開かれる小さなフリーマーケットのようなもの。
そこで、試しに、自分の手作りクッキーを10袋だけ、とか、手作りバッグを5個だけ、とか、本当に小さな規模で「売ってみる」んです。
ドキドキしながら並べた自分の「作品」が、知らない誰かの手に取られ、「これください」と言われる。
そして、お金(たとえ100円でも!)と交換される。
この経験は、SNSの「いいね!」とも、「おすそ分け」の「ありがとう」とも、まったく違う衝撃を私たちに与えます。
自分の「手仕事」が、**「経済的な価値」**を持った。
自分の「好き」が、社会とつながり、誰かの「欲しい」を満たした。
この瞬間、ただの主婦だった「私」のアイデンティティが、ガラガラと音を立てて変わっていくのがわかります。
「○○ちゃんのママ」や「△△さんの奥さん」だけじゃない。「私(ハナコ)」自身の名前で、社会とつながった。
「The Future is Handmade」がもたらす「つながり」とは、こういうこと。
それは、仲間(Fellow Creators)との横のつながりであり、お客様(Customers)との新しいつながり。
そして何より、「新しい自分自身」との出会いという、「転」機なんです。
次回は、いよいよ最終回【結】。
こうして見つけた小さな「価値」が、どうやって私たち個人を力づけ(Empower)、さらには「文化の継承」という大きな未来につながっていくのか。
その「波及効果(Ripple Effect)」について、お話ししたいと思います。
小さな「手」が未来を変える。スキルをお金と自信に変え、文化を繋ぐ私たち
こんにちは!ハナコです。
ついに、この「未来は手作り(The Future is Handmade)」をテーマにしたお話も、今回が最終回【結】となります。
【起】で、日本の主婦の「当たり前」の家事(お弁当や家計簿)が、実は「隠された才能」なんだと気づき。
【承】で、その才能を見つける「ロードマップ」を歩き始め。
【転】では、SNSや「おすそ分け」、小さなバザー(Bazaar)を通して、あなたの「10点」のスキルが「それ、売って!」という「価値」に変わる「転機」についてお話ししました。
あなたがバザーで、ドキドキしながら手作りクッキーを並べ、初めて「100円」を受け取った。
その100円は、ただの100円じゃありません。
それは、あなたの「当たり前」が、初めて「社会的な価値」として認められた「証(あかし)」。
そして、ここからが本当の「未来」の始まり。
今日は、そのたった一つの「手仕事」が、どうやって**「波及効果(Ripple Effect)」**を生み出し、私たち自身と、私たちの未来、さらには「文化」までをも変えていくのか。その壮大で、でもとても身近な「結び」のお話をしますね。
第一の波紋:「私」が力をもらう(Empower Individuals)
まず、一番最初に起こる、小さくて、でも一番大切な波紋。
それは、**「あなた自身のエンパワーメント(Empowerment)」**です。
私たち主婦が「家事」としてやっていることには、お給料が出ません。
それは「当たり前」で、「家族への愛情」だから。
でも、心のどこかで、社会から切り離されたような、自分の価値が「○○ちゃんのママ」や「△△さんの奥さん」という役割の中にしかないような、そんな寂しさを感じたことはありませんか?(私は、ありました)
そこに、「あなたのクッキーが美味しいから、お金を払ってでも欲しい」という人が現れる。
あなたの「家計簿(Kakeibo)術」のブログ記事が、「すごくタメになりました!」とシェアされる。
その瞬間、私たちは「○○ちゃんのママ」に加えて、**「クッキー職人のハナコさん」であり、「節約術の専門家ハナコさん」**という、新しい「私自身の名前」を手に入れるんです。
これが、お金(Monetize)がもたらす、一番大きな力。
それは、豪華な暮らしをするためのお金というより、「私、これでいいんだ」「私にもできることがあるんだ」という、**「自信」と「誇り」**です。
この「自信」という波紋は、あなたの毎日の表情を変えます。
家事にもハリが出るかもしれない。
家族との会話が、もっとポジティブになるかもしれない。
小さな「手仕事」が、まず「私」自身を力づけ、輝かせてくれるんです。
第二の波紋:「誰かの未来」を繋ぐ(Preserves Cultural Heritage)
あなたが自信を持って「手仕事」を続ける。
すると、波紋はあなたの外側へ、もっと大きく広がっていきます。
それが、**「文化の継承(Cultural Heritage)」**という、大きな役割です。
「文化の継承」なんて言うと、なんだかすごく難しくて、京都の職人さんみたいな世界を想像しちゃいますよね(笑)。
でも、違うんです。
例えば、私が【承】でお話しした「家計簿(Kakeibo)」。
あれは、ただの計算術じゃありません。
モノを大切にし、無駄をなくす**「もったいない(Mottainai)」**という、日本が世界に誇るべき「人生観(Philosophy)」そのもの。
もし、私が「こんなの古臭い主婦の知恵よ」と恥ずかしがってやめてしまったら?
アプリが進化して、手書きの家計簿がなくなってしまったら?
その「もったいない」という美しい精神も、一緒に忘れられてしまうかもしれません。
でも、私が「これが日本のKakeiboよ!」とブログで発信し、もしかしたら可愛いフォーマットを作って販売(Monetize)したら?
それを見た海外のあなたが「Wow! Kakeibo! What a wonderful idea!」と真似をしてくれたら?
そう。
私という一個人の「手仕事」が、「もったいない」という日本の文化を、国境を超えて「未来」に繋いだ(Preserve)瞬間です。
これは、なにも「家計簿」に限りません。
あなたのおばあちゃんが教えてくれた「梅シロップ」の作り方。
お母さんから教わった「お弁当」の彩りのルール。
地域に伝わる「手まり(Temari)」の作り方。
割れた食器を美しく蘇らせる「金継ぎ(Kintsugi)」の技術。
これらはすべて、放っておけば消えてしまうかもしれない、私たちの「文化遺産」。
でも、私たちがそれに「価値」を見出し、SNSで発信し、誰かに「教え」、小さくても「売る」ことで、その技術は「生き残る」んです。
収益化(Monetize)は、文化を守るための、最も現実的で、最も強力な「ガソリン」なんです。
「The Future is Handmade」という言葉の本当の意味。
それは、「未来は、私たちの『手』で、過去(文化)を守り、繋いでいくこと」なんだと、私は思います。
【結び】あなたも、その「手」で未来を作れる
ここまで、4回にわたって、日本の主婦の「当たり前」に隠された「手仕事」の価値についてお話ししてきました。
「未来は手作り」なんて、大きなスローガンみたいに聞こえるけれど、本当はすごくシンプル。
- 冷蔵庫の残り物で、美味しい一品を作る、あなたの「手」。
- 家計簿に、家族の未来を描く、あなたの「手」。
- 「それ、売れるよ」と言われて、恥ずかしそうに100円を受け取った、あなたの「手」。
その小さな「手」こそが、
あなた自身に「自信」という力を与え(Empower)、
あなたの国の「文化」を未来に繋ぎ(Preserve)、
そして、世界中の誰かの生活を、ちょっとだけ豊かにする「波紋(Ripple Effect)」の源なんです。
このブログを読んでくださった、海外にお住まいのあなた。
あなたの「当たり前」の中にも、きっと、あなたの国の文化や、おばあちゃんの知恵が隠されています。
次は、あなたがその「手」で、あなたの「Handmade Future」を始める番です。
最後まで読んでくれて、本当にありがとうございました!

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